あなたのお小遣いはいくら? 少ない?多い?
「お小遣いはいくらが適正なのか?」
よく、収入の1割という目安を耳にします。確かにその程度で設定している家計はうまく回っていることが多い実感があるので、あながち間違いではなさそうです。
今回はサラリーマンのお小遣いの平均と、お小遣いの決め方について考えてみます。
【サラリーマン(会社員)のお小遣い平均】
新生銀行が発行している、『サラリーマンのお小遣い調査(2018)』を見ると、会社員のおこずかい事情がわかります。
サラリーマン男性30代の平均お小遣い額は36,146円となっており、各世代と比較すると最安になっています。
結婚し、教育資金や住宅ローンの支払いなどが影響しています。
住宅ローンに加え、子供の教育資金が重くのしかかるわけですね。
子供がいるいない・共働きか否かでこのお小遣いも変動しています。
年収によってもお小遣いの金額は違ってきます。
年収600万の人と300万の人が同じお小遣いはおかしいですからね。
世のお父さんがた、いかがですか?
多いでしょうか?少ないでしょうか?
【重要なのは「お小遣いの金額」だけじゃない】
金額よりもっと大事なのは「そのお小遣いに含まれるものはなにか」ということです。
仕事に行っている日の昼食をお小遣いからはらうのか、それともお弁当を持って行ったうえでその金額なのかでは全く違います。
- 昼食代
- 会社 友人との飲み会
- 美容室代
- タバコ代
- コーヒー代
- 趣味代
などなど、何が含まれるかによってまったく金額の意味が変わってきます。
初めにその定義を取り決めないと、結果としてあいまいになり家計からの支出になってしまうなど、お小遣い制の意味がなくなってしまいます。
【夫婦で小遣い制に】
パパはお小遣い制なのに、ママは家計から自由に使っている、という家庭も見かけます。
実はママ友とのランチや洋服・化粧品などを家計費から買っていて、パパのお小遣いより高くなってたりすることがあります。それが原因で貯まらなかったということも実はよくあるのです。
パパをお小遣い制にするなら、ママも同じようにお小遣い制にする。もちろん金額は夫婦で話し合い、家計内で問題がなければ自由に決めて構いません。
お小遣いの三大要素と言えば、
- 「我慢」
- 「少ない」
- 「減らされる」
というイメージが強いです。
ですが、世間一般の数字に合わせるのではなく、自分の家の状況を確認することで、納得して金額が決められるようになります。
欲しいからといってお金が湧いてくるものではありません。お小遣いという枠のなかで、自分が価値あるものにお金を優先的に使っていく練習は、必ず家計を上手に回すうえで役に立つものです。
【かぴばらの家は?】
かぴばらの家の家計簿は、私が付けてます。
基本私のお小遣いは決めてませんが、大体2万円〜前後が多いですかね
嫁は1万円+自分で働いた収入といったところ
昼食代やガソリン代は家計費から支払ってるので、趣味代だけがかかる感じです。
平均より少ないぐらいの金額ですが、そこまで使用するものも無いので、残りは貯金への片道キップです
家計の状況を把握し、お小遣いの定義・金額を取り決め、安心して家計管理が出来るよう頑張って見て下さい。