年収と幸福度が比例しないのはなぜ?
普段からお金の不安を抱えている人は多いでしょう。
お金の量が少なくて不安を覚えることはありませんか?もっとお金があれば幸せになれるのにと誰しもが考えると思います。
【年収と幸福度は比例しないのはなぜ?】
「幸福度」という言葉を聞いたことがありますか?
日本の幸福度は先進国の中では低いという話も耳にしますが、ものが豊かなだけでなく、心も豊かであることが「幸福度」の上昇につながるのです。
今回は年収によって幸福度に差がでるのかどうかについてご紹介します。
【一定の年収からはあまり変わらない】
アメリカで幸福度と年収の関係について調査が行われました。それによると、年収が一定の金額を超えると幸福度が下がってくるというものです。
年収増加に生活満足感は上昇してくるが、それに反比例して、
・お金がなくなるのでは無いか?
・持ち株が下落するのでは無いか?
・来年は収入が減るのでは無いか?
と心配事が多くなり700万円を
境に幸福感は増えにくくなる。
日本人の平均年収420万円と高収入の分類に入る700万は、幸福度は対して変わらないということになってきます。
【幸福度が高まらない理由】
年収と幸福度が比例しない理由がいくつかあります。
1.【守るリスクが増える】
財産が増えると、守るためのリスクも発生します。財産を守ろうという防衛反応から対策を行い、セキュリティシステムを設備する人もなかにはいるようです。
「自分のお金が狙われているかもしれない」と余計なことを考えてしまって、かえってそれがストレスにつながることもあるようです。
3.【仕事でのストレス】
年収が多い人は仕事量も多く責任も重いなど、それ相応の仕事量が求められます。
またプライベートも減るなど、常日頃会社からの束縛をされてしまいます。
3.【興味が別の方向へ行く】
お金を稼げるようになって経済的に潤ってくると、金銭的なことに興味が薄れて別の方向へいってしまいます。
興味の方向性は人によってさまざまですが、例を挙げるとすれば「もっと出世したい」とか「実績をつくりたい」、「名誉や名声を得たい」などということが考えられるでしょう。
【年収=幸せにはならない】
生活の最低基準を満たすことができれば、それが一番幸せなんだと思います。
収入を高めれば、それ相応の代償は必要
年収が多い=幸せ
になるとは、一概には言えないということです。
逆に幸福度が高まることがお金がかかることであれば、収入が多いほうがいいのかもしれない。
【今が何だかんだ幸せなのかもしれない】
今の給料からもう2〜3万円多ければ幸せなのにと誰もが思うかもしれません。
しかし、収入が上がったところで生活レベルが上がり結局は支出が多くなりの繰り返しになってしまいます。
お金がもっとあればと、心の余裕が無くなり幸福度が上がらなくなります。
今の生活を見直してみると、その生活が一番幸せなんじゃないでしょうか?